【コラム 01】 なぜBELL 500-TXではないのか。


 誰もが憧れるビンテージヘルメットの最高峰BELL 500-TX。このモデルをベースに復元すれば、それなりに良いヘルメットは出来るでしょう。しかし、CAMPBELL HELMETSのシェイプはそれとは違います。


  その理由のひとつは、単純に “それではつまらない。” からです。
単なるレプリカやコピーにしたくないという思いと、60-70年代にかけて非常に多くのユニークなヘルメットが存在する中で、デザインやカラー、シェイプ、サイズ感等から様々なヘルメットが “自分にとってのお気に入り” として選ばれているので、ビンテージヘルメットの世界をBELL 500-TXに集約したくないという思いがありました。

 

 もう一つの理由は、BELL 500-TXのその美しいシェイプは頭の小さい欧米人が被るとさまになるのですが、日本人が被ると中々合う人がいないというのが実際のところではないかと思うからです。(もちろんカッコ良く被っている人もおりますが。)
頬の辺りが締まりすぎていて顔の表情が圧迫される、痛い。トップが高いので顔の形によってはしっかり被っていても浮いた感じになってしまう。またその帽体の小ささ(細さ)が良いのですが、小さすぎるという人も意外と多くいました。

 

 そういったことから、多くの日本人がカッコ良く被れるヘルメットを求めて、往年のビンテージヘルメットを参考に「深く被れる小さな帽体」を新たに開発しました。